取扱窓ガラス:あんみつツイン 防音タイプ
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空気の通り道への対策が防音の重要ポイント!
ペアガラスの間に防音構造・レゾネーターをプラスして、
室内への音を軽減する効果を実現します。
建築物の防音について
建築物における音は壁、床、天井などからも伝わりますが一番は開口部分、特に開閉機構を持つアルミサッシ部分はその構造上、音の出入りもしやすく、この開口部分のガラスやアルミサッシの防音性能を高めることが建築物の防音性能向上の基本となります。
プラス、防音だけではなく断熱性、結露対策などにも効果が高く環境問題のSDGs「持続可能な開発目標」の環境問題にも効果があります。
住宅の音に関するお悩みは、あけぼの通商へのお問い合わせの中でもトップ5に入るお悩みになります。
街中や道路沿いの住宅から相談が多いことはもちろんですが、実は閑静な住宅地に建っているお宅からのお問い合わせもすごく多いのです。
意外と多いのが深夜のエコキュート温水器の作動音。定期的な機械音が一度気になってしまうとどうにも止まらないとのこと。静かな環境が故のお悩みとなってしまいます。
平成25年の国土交通省による住宅の窓に関わる不満の調査によりますと、
・外からの音対策に不満を感じる方は40%
・近隣への音対策に不満を感じている方は35%
このように同じような不満を多くの方が感じています。
こちらの調査結果からも、多くの方が住宅の音に関するお悩みをかかえていることがわかります。
防音は窓ガラスからの対策が効果的
防音で即座に改善が見込めるリフォームは内窓の設置で、最もスタンダードで簡単な方法となります。
防音が目的だと厚みのあるガラスを導入するのが一般的ですが、あまりに厚いガラスを入れてしまうと窓を動かすのも一苦労になります。
特に一般的な内窓のようにレールが樹脂だと、ガラスの重みによる経年劣化で次第にレールが削れてくる恐れも出てきます。
また、防音効果ではガラス部分が非常に重要です。一般的なペアガラス(複層ガラス)の構成となる3㎜ガラス×空気層×3㎜ガラスでも効果はありますが、同厚の2枚の板ガラスが間隔を置いて平行に向かい合う状態だと太鼓と同じで空気層を通って共鳴現象が起こります。これは主に低音域の音(250~400Hz)に発生する現象です。
このようにペアガラスで確かな防音性能を求めると、サッシと窓ガラスの多くの部分での防音対策が必要です。
窓の防音について調べると、オンラインショップやホームセンターなどで、窓ガラスに貼り付ける手軽な防音フィルム系の商品が多数見つかります。
窓ガラスの内側に貼るだけという手軽さはありますが、様々な商品がありますが防音効果はそれなりです。
防音効果が得られるか?という以外でも大きなデメリットがあり、窓ガラスにフィルムを貼ることで透明度が下がって外の風景が見づらくなってしまいます。
当社の窓ガラスの防音の秘密
写真で窓ガラスの中に透明な構造物が見えますが、これが当社の防音タイプの窓ガラスに搭載されているレゾネーターと呼ばれる防音構造です。
高い防音性能を発揮するモデルとして取り扱っている当社の窓ガラス『あんみつツイン防音タイプ』では、インナーサッシのレールなどの気密性や、ガラスを厚さを変えるなどの調整を行った上で、さらに世界初の防音構造「レゾネーター」を搭載して低音域共鳴透過現象を防止しました。
後付けの防音フィルムとは違い、窓ガラスの構造自体を防音に特化しているため高い防音効果を発揮します。
住居によって窓の幅や枠の形などが違っても、当社では現地でいまの窓の作りをしっかりと調査した上で、ピッタリのサイズの窓ガラスを用意できます。
もちろん家の中から外への音漏れにも効果を発揮するため、ピアノなど楽器を演奏する部屋への導入でも防音の満足感が得られると思います。
防音重視ならあんみつツイン防音タイプ
当社が防音モデルとして扱うフラッグシップは「あんみつツイン防音タイプ」となります。
こちらはサッシと窓ガラスの両面で高い防音対策を施した製品です。
サッシはあんみつガラスシリーズで最も防音性能を高めたインナーサッシである「あんみつツイン」と同様のものを使用。
各サッシメーカーにも防音対策を行ったインナーサッシがありますが、基本的に重くなることで窓が開閉しづらいなどの問題があります。
当社のあんみつツインでは防音性能と日常の使いやすさを両立。お子様からご年配の皆様まで毎日の開閉が苦にならないように開発されました。また、長期間の住環境による劣化にも高耐久性の材質を厳選使用しており10年後も30年後も安心して使い続けられます。
また、ガラスの構成は3ミリのLow-eガラスと5ミリのフロートガラスと異なる厚みのガラスを採用しました。
ガラスの厚みを変えることで、それぞれのガラスで通しやすい音域と通しにくい音域が異なり、ペアガラス特有の共鳴現象も抑える効果があります。
ペアガラスはガラスが厚くなるほどに2枚のガラス間の空間が狭くなってくるので、断熱性能が次第に落ちていってしまいます。
そこで、あんみつツイン防音タイプは極端に厚いガラスは使用せず、レール部分は経年劣化に強いアルミを採用。窓の開閉性、断熱性の向上、防音性能の発揮を目指した贅沢なスペックを実現できました。
極めつけは2枚のガラス間に搭載された防音構造「レゾネーター」。この機構によって更に高い遮音効果を実現して快適な防音空間を実現します。
防音以外にも高断熱・結露防止も実現
実際に防音対策としてあんみつツイン防音タイプをお取り付けいただいたお客様から、防音性能の向上を喜ばれる声が多い事はもちろんですが、あわせて向上した断熱性能により暖房費で省エネが実感出来たり、窓際の結露がなくなりお掃除が楽になったりというプラスαの嬉しいお声も多数いただいております。
また、この断熱性能の向上により、国や各市町村で行われている各種省エネリフォーム補助金等で申請できる可能性もございますので、設置をご検討の際はぜひ一度ご相談下さい。
防音新構造「レゾネーター」の秘密
横からみたレゾネーターの構造
あんみつツインの防音窓ガラスには世界初の防音構造「レゾネーター」を搭載しています。
2枚のガラスの間にレゾネーターを組み込むことで、ペアガラスの共鳴透過現象を防ぎます。
一般に複層ガラスの防音性能は、周波数125Hz~500Hz程度の低音域で落ち込む現象がみられます。
『低音域共鳴透過現象』と呼ばれるもので、幹線道路・電車・航空機などの騒音を透過させてしまうケースがあります。
この現象を防ぐものとして世界初の防音構造「レゾネーター」が開発されました。
レゾネーターを搭載することでガラス単体で「T-3等級」(JIS A 4706) の高い防音性能を得ることが可能になりました。
※サッシ(Windows)の性能の規格であり、遮音性について規定された4ランクのうち、第2位のランクを表します。一般に窓製品の遮音性能評価値として利用されています。
コンサートホールの壁に孔が空いていたり、能楽堂の床に甕(かめ)が敷き詰められていたりするのをご存知でしょうか。
これらは、部屋の音響を整えるためのもので、「ヘルムホルツ共鳴器」の原理を応用しています。
「レゾネーター」にもこの原理が適用されており、空気層に設置されたバー材に孔があけられていて、この孔の周りの空気層に生まれる「壷(つぼ)効果」を利用してペアガラスの共鳴透過現象を防いでいます。
これによってレゾネーターを搭載した窓ガラスは高い防音性能を実現することができます。
さらに当社の窓ガラス自体は断熱と結露防止の性能も備えているため、あんみつツイン防音タイプに入れ替えることで防音・断熱・結露防止などの複数の効果を実現します。
DIYやホームセンターで購入した吸音ボードや防音シート・パネル類、遮音カーテンやテープで隙間を防ぐなどの防音対策は見栄えが悪くなる上に防音効果も高くありませんが、「あんみつツイン防音タイプ」なら透明で視界をさえぎらず目に見える美しいペアガラスとしてお使いいただけます。
また、当社の窓交換なら基本的に工事が不要ですので、簡易な方法で室内の快適空間を実現します。
防音以外の優れた機能
・優れた断熱性により、高い結露防止効果を発揮。
・冷房コスト・暖房コストを節約し省エネに貢献。
・窓まわりの冷え込み解消にも高い能力を発揮。
・オーダーメイド的な対応で様々なサイズ・形の窓ガラスに対応。
・工事不要で窓ガラスの交換作業を当社が実施するので手軽に簡単導入。
・屋内からの音漏れを減らしたいという場合にもおすすめ。
訪問お見積り
ご自宅・オフィスごとに窓ガラスの大きさや使っているサッシは千差万別です。
そんなお客様の窓ガラスに見合った適切な価格を算出するため、当社では訪問見積を承っております。
ご自宅・オフィスの窓ガラス・サッシを確認させていただくことで、正確な価格をご提示させていただきます。
なお、訪問時の強引な勧誘・営業等は一切行いません。安心してご依頼ください。